ミリオンダラー・ベイビー

オイッス。

先週は旅団ライブ2本ありまして、4日に渋谷屋根裏・7日は横浜7th Avenueでした。ご来場いただきました皆様有難うございました。
7日に共演した梅津和時KIKI BANDさんのドラムであるジョー・トランプさんのプレイにぶっ飛んだ。グレイトなヴァイブスとグルーヴがバリバリ出てて気持ちよかった!ジョーさんのスネアの音が非常に好み。強烈に抜けてくる音なのにジャマじゃないしうるさくないという感じ。
なので終わったあと片言の英語で「スネア見せて欲しい」とお願いしたら、演奏終わったばかりなのに「off course!」と楽器の解説までしてくれました。なんていい人!英語なんで半分くらい分からなかったけど。。。ヴィンテージのラディックをお使いでしたね。同じラディックユーザーとして参考になるなー。ジョーさんは次の日に本国にお帰りになられたそうです。最後に「お気をつけて!」と英語で言いたかったけど思いっきり「気をつけて帰ってください!」と日本語でお伝えしました。


そして予告どおり「ミリオンダラー・ベイビー」を観ました。
DVDで観たんだけど、エンドロールが流れる間動けなかったす。「あああああああ」とうめくしかなかった。ラストのフランキーの行動には賛否両論あるらしいんですが、僕は「これは文句言えないな」と感じた。クリント・イーストウッドは「映画の中におけるフィクションの登場人物による行動と、イーストウッド自身の思想や言動は全く無関係であり、この作品はあくまで彼のアメリカン・ドリーム観を表現したものである」と発言しているらしいです。一緒に観た彼女はフランキーはマギーの生きる機会みたいなものを奪ってしまったんじゃないかなと言ってた。それも一理あると思うし、間違ってない。でもあのフランキーの選択も間違ってないと思う。イーストウッド映画における正義は、ヒロイックで若干自己陶酔的な感じもするんだけど、「これも間違ってない」と思わせる力があると思うんです。「グラン・トリノ」もそういう話だったしな。
てな感じで遅ればせながらイーストウッド作品にハマっております。次は「ミステッィク・リバー」観よ。

ミリオンダラー・ベイビー [DVD]

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