気になって仕方がない

ひぐらしの続きが気になって仕事どころじゃない&明日発売のこの音源が気になって仕事どころじゃない。
http://atak.jp/shop/info/atak007.html
※試聴 http://atak.jp/shop/mp3/atak007.html
ATAKの新作は高橋悠治渋谷慶一郎・mariaのライブ音源に渋谷慶一郎がエディットを加えたもの。試聴して1曲目の1音目が鳴った瞬間に購入決定。試聴しなくても買ったでしょうが。
リリース用の解説文↓

「内にこもったひびきをとりだすためのあやしげなふるい木の箱」(※)としてのピアノ。そして、そこにひそんでいるひびきを内なる手順によって、もうひとつのひびきとしてとりだす、あやしげな小箱としてのコンピュータ。

そこは、自由に奏でられる音に満ちていた。
奏でられた「音楽」からふたたび「ひびき」をとりだすように。
それは、まるで音をひとつひとつ、気ままに箱の中からとりだすようであり、音は奏でられると同時に複数の多様な変化をへて、空間に放たれる。
ときおり、ある楽曲が断片的に演奏されるが、それは、くだけながら、やがて、もうひとつのひびきへとすがたを変え、こだましながら虚空へと消え入る。
そこには、より緩やかで自由な、音の発生の場がある。
これは、あやしげな箱をめぐる、3人の音への試行を記録したものである。


※ピアニストのためのコロナ/武満徹高橋悠治/武満徹の芸術》ミニアチュール第3集 高橋悠治による解説より
畠中実(NTTインターコミュニケーションセンター[ICC]学芸員


なんて素敵なのでしょう。