文化的な側面を見せようという下心が見え見えでもツっこまないで

1日は旅団の宮城太一プレゼンツ【iyaoi rhythmでした】でした。ご来場頂きました皆様誠にありがとうございました。やはり芳垣さん岡部さんのお二人はすごすぎて泣けた。今年最後の旅団ライブってことで気合入れてジャンベをハードヒットしたら親指が折れたかと思った。無事でしたけど。はっちゃけすぎて失笑を買ってたかもしんないですが、あれがワタシです。今後ともご贔屓にお願いいたします。衣装で着てた黒シャツが終演後には黒マントのようになっており、岡部さんに指さして笑われました。超気持ちいいです(北島)。嵐のようなライブが過ぎ、目下首から肩のラインが鉄のようになっております。このカンジ久々ね。彼女にも今までの旅団の中でもトップ3の出来だったよと言われ感無量。何も言えねぇ。


なんか最近は個人的に映画シーズンのようで、仕事帰りにTSUTAYAに寄ってはワンサカ借りて帰ってます。でも映画館に行く時間はないんだなー。んで最近見た映画リストと一口感想。

【洋画】
■saw4
→全然面白くない。もういいよジグソウ。ゆっくり休んでくれよ。

クローバーフィールド/HAKAISHA
→なんだかなぁ。。っていう感じ。手持ちカメラ映像ってことで画面を凝視してると酔います。

■MIST
→序盤なんか安ーい感じのCGモンスター出てきた時はキレそうになった。ざけんな。と。が、人間の極限状況での行動を描写していく感じは「ドッグヴィル」とか「es」を見てるような、いやーな感じで良い。で、驚愕のラストとか煽り文句はありましたが、ここまでのシロモノとは・・・。5分くらいボーゼンとしてしまった。エンドロールの作り方も上手い。でもスティーブンキングの原作好きな方からは批判あるみたいね。あのラスト。僕はアレ良かったと思います。

プレステージ
→オチが読めるし、そんなでもなかったです。

潜水服は蝶の夢を見る
→主人公ジャン・ドーの左目と化したカメラワークが凄い。もの凄い新鮮な描写。よくあるお涙頂戴なシナリオでないのも好感もてました。ただそこまでやるかジャン・ドー!ってとこもあったかなー。

ノーカントリー
→殺し屋アントン・シガーを演じたハビエル・バルデムの怪演に尽きるんじゃないでしょうか。。こいつ・・・レクターよりヤバイんじゃない?と個人的には思います。

■バンテージポイント
→90分くらいで終わる「24」みたいな映画。序盤は緊迫感あって楽しめました。でも中盤のカーチェイスは長い。あんだけ時間割くなら犯人側のバックボーンをもっとしっかり描くべきだよな。仮にもテロを扱ってるんだからさー。でも「24」みたいにジャック・バウアーがウカツなために犯人が逃げたり、被害が拡大するようなイライラはなかったので良かったと思う。

ディパーテッド
ジャック・ニコルソン最高!超カッコいい!あんなオヤジになれたらなれたで苦労しそう!ディカプリオもマット・デイモンもすごい良かった。元ネタの「インファナル・アフェア」も観てみたくなった。ただ一つ難癖つけるなら、ヒロインのカウンセラーがあと少しだけキレイだったら最高の作品だったのに!



【邦画】
サッドヴァケイション
→完全に中上健次の「枯木灘」ですね。「枯木灘」での浜村龍造の立ち位置に石田えりがいる感じ。浜村龍造が「かまん、かまん」で、石田えりは「好きにしたらええんよ」で息子の復讐心を削いでいくんですねー。しかし石田えりは圧倒的な存在感。びっくりしたわ。板谷由夏さんはおキレイですねー。ちょっとユーモアの要素もあって、すごい面白かった。

■ストロベリーショートケーキ
→前に一回途中で観るのやめた映画。再チャレンジして観たらやたら素晴らしかったです。イラストレーターの塔子さんが絵描いてるシーンが何度か出るんだけどその度にズボンからTバックが見えてるのが気になった。女っ気ないキャラだけど実はTバックはいてんだぜっていうある種のパンチでしょうか。それが女性のリアルなんでしょうか。ワタシには分かりかねますが。やっぱ秋代さんがすごかったなー。菊地とのラブシーンはクソヤバかった。棺桶で寝るって設定だけはひっかかってしまうんだけど。良かったです。