神聖なる喜劇

神聖喜劇」第1巻読了。

神聖喜劇〈第1巻〉 (光文社文庫)

神聖喜劇〈第1巻〉 (光文社文庫)

やー面白いよコレ。硬質な文章がクセになってくる。特に面白かったのは軍隊内または戦争下における責任の所在を描写した「責任阻却の論理」だったな。とはいえ東堂が引用する和歌や、「部下タル者其ノ上官二服従スルハ如何ナル場合ヲ問ハズ必ズ厳重ナルベシ・・」などといった表現には苦戦。冬木の過去が気になってしかたありません。2巻も楽しみ。

神聖喜劇〈第2巻〉 (光文社文庫)

神聖喜劇〈第2巻〉 (光文社文庫)