春はなんか優しくて残酷

昨夜の話。
昨日はsgt.のリハが深夜2時に終了。その後俺だけ居残って(電車がないから)、始発まで個人練習してくのが最近のパターンなんですが、その個人練習で一息入れてた深夜3時。メンバーの成井(a.k.a ミキタス)から電話が。

DCPRG解散だって」



「あっそうなの。」



10分程呆然としていました。
え?解散なの?ギャグじゃなくて?嘘でしょ?うわーマジかー。そっかー。そうだ今日デートコースライブだったよなぁー。なんで忘れてたかなぁー。解散かー。そっかー。あー。
と、頭の中がぐるぐるとしてしまい、個人練習は早めに切り上げました。

で、DCPRG解散に関するブログをちょこちょこ見て回ると、解散の理由は女でもドラッグでも金銭トラブルでも不仲でも何でもなくて、「キレイな奥さんがいて、子供がいて、十分な収入があって、そんな家庭から逃げ出したくなる。ということが誰にでもあるでしょう?」だそうです。成孔さんらしい濁し方だね。で、解散を事前にアナウンスしなかったのは「普段ライブに来ないやつが押し寄せるだろうから、そんなやつらの前で演奏したくなかった」とのこと。ぬわああああああ言えないよーこんなセリフ笑
何より残念なのは、彼らの最後の姿をこの目で観れなかったことだ。1stからずっと好きで、ライブにも何回も行って、なんで最後だけ見逃すかなぁー・・・・。くっそー。俺にとって本当にグルーヴの神様のようなバンドだった。「Playmate at hanoi」のあのぶっ壊れてしまいそうなグルーヴが最高に好きだったー。お疲れ様でした。

最後に↓のブログをご紹介。ブランキーやミッシェルが解散した時、俺は結構オチました。でもDCPRGにはそれが(あんまり)ない。これは多分俺が歳くったってだけでは説明できない。この感情についてすごく上手く表現してくれていると思います。


自分にとって相当にライブのプライオリティは高いバンドだったのに、今、特にショックは受けてない。余りにも突然だったから現実味が湧いてないだけかもしれないが。…ああ、あれか。ライブは凄く好きだけど、いわゆるロック的な思い入れとかが無いからか。物語性が全く無いんだ。バンド幻想とか共同体とか、そういった類のものが。だって傭兵部隊だもの。任務を遂行したら自分の故郷に帰っていくだけだ。そう考えると長い任務だった。お疲れさまでした。

http://d.hatena.ne.jp/nmnl_nmnl/20070425/1177519492