目から血が出そう

the3rdeye2006-02-01

月曜に旅団の練習が吉祥寺の壱の助っていうスタジオであったのですが、スタジオの目の前が古本屋で、たまたま早めについたのでちょっとのぞいて見ることに。
「あーちょっと値段が高めだなー」なんて思いつつ店内を物色してたら、

54-71の川口さん(a.k.a リーダー)がいるじゃありませんか!

あららっららと「リーダーじゃないすか!どうもお久しぶりです!」とか言ってキョどりながらもリーダーと本を物色。リーダーは4000円もする箱本をお求めのようでした。やっぱ違うなーーー!!!なんて感心しつつ、リーダーのお勧め本を聞いてみることに。
一番好きなのは誰なんですか?という問いに、「西田幾多郎」と即答頂きましたので探してみるもそこにはなく、「これもいいよ」と薦められたのが、「柳宗悦著 美の法門」というめっちゃくちゃ難しそうなヤツでした。

岩波文庫のホームページによると、

民藝美学の基盤を浄土思想に求めた柳宗悦は,晩年独自の仏教美学の世界に到達した.本書には,仏教美学の四部作として知られる『美の法門』『無有好醜の願』『美の浄土』『法と美』を収めるとともに,この四部作への序ともいうべき「仏教美学の悲願」「仏教美学について」の2篇を併収.『南無阿弥陀仏』とならぶ晩年の傑作集.

とのこと。

ぱらぱらとページをめくると目から血が出るかと思いました。しかし速攻で買いました。人間を深くせにゃ!2006年は岩波文庫やで!と誓う私でした。

次の日には、西田幾多郎の「善の研究」を買っていた私は完全無欠のミーハーであります。http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/4/3312410.html