Autechre & The Hafler Trio

the3rdeye2006-02-09

のアルバム、「aeo3/3hae」(Die Stadt)を買ってみました。
ジャケットの装丁が異常に美しく、CDを取り出すまでにちょっと時間がかかります。料理において「待つこと」は重要なスパイスなんて言いますが、音源においてもそれはいえるようで、こんだけ装丁に凝るってことは、このCDを聴くことに覚悟を要求しているのだ、そんじょそこいらの音源と一緒にすんなよ。という無言のメッセージなのだ。などと考えながら、期待は膨らむ一方なのでした。
その期待も裏切られることはなく、「aeo3」という曲が凄まじい。38分ある曲で、16分あたりまではどちらかといえば静謐なドローンで、Autechreがこんな音を・・なんて思うですが、16分を過ぎてから一気に電子ノイズがどーーーーーん!!うおおおおキタ来たー!!ビッキビキやでー!!
などと興奮していると、隣の部屋で「装苑」を読んでいた彼女が、「あのーーーー・・お楽しみのところ申し訳ないですが・・・その音、どうしていいかわかんない。」とのこと。
まー仕方ないよね。。と彼女の好きなaikoのCDにチェンジしました。すげぇ落差。なんて聴きやすいのだろうaiko


ちなみに超余談ですが、aikoの「キラキラ」という曲は、ストーカーの歌としか思えません。
「待ってるねいつまでもー♪今日も遅くなるんでしょーう♪」その待ってるのが部屋の中でなく、部屋の外だったら・・・。
「ひーとり寂しくないようーにー♪ヘッドホンで音楽聴いてるねー♪」ひとり寂しくないように、テレビ見ればいいじゃん。と思ってしまうのは僕が俗物だからでしょうか。ヘッドホンで音楽ということはやはり部屋の外にいるに違いない。と思ってしまうのは僕が下衆だからでしょうか。